日本では、四輪自動車に関しては自衛隊で管理されている車両など、ごく一部の車両を除いてすべて車検の対象となっており、合格しなければ公道上を走ることはできません。
一方で、バイクについては排気量で車検を受けなければならないかどうかが決まる仕組みになっており、所有しているバイクによっては届出などの必要な手続きを済ませていれば道路を走らせることが可能です。
現在の法令では、排気量が250ccを超えるバイクのすべてに車検が義務づけられています。検査を受けなければならない時期は四輪自動車と同じで、まったくの新車であれば初回登録日から3年が経とうとしている時期に最初の継続検査があり、2回目以降は2年ごとになります。
車検の時期が近づいてきたら、バイクを購入した店からダイレクトメールが届くので、車検代行業者にすべての手続きをお願いするのであれば車検証、自賠責保険証明書、軽自動車税納税証明書、代行費用分の現金を用意して業者のもとに向かいましょう。
もし、ユーザー車検を選択するのであれば、バイクを持ち込む場所は最寄りの運輸支局になります。
このとき、先に述べた4つのものに加えて点検整備記録簿や継続検査申請書などの書類が必要になるので、専用の窓口で手に入れて必要事項を記入し、検査の手続きに入りましょう。